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発達検査

改訂版 随意運動発達検査

運動パターンを幼児に模倣させる手続きにより、随意運動の発達特徴を診断することができます。高次運動機能の発達に視点をおいた一種の神経心理学的検査です。主に言語障害児、発達障害児の神経心理的診断に携わる専門家向きの検査ですが、健常児の発達についての理解を深める上でも役立ちます。

概要・内容

対象児

2歳0ヶ月〜6歳11ヶ月の幼児

検査方法

解説用DVDに沿って、検査者がいくつかの運動パターンを掲示し、幼児に模倣させます。幼児の反応を課題ごとに達成基準と照らし合わせ、達成の可否を判断します。
手指、顔面・口腔、 躯幹・上下肢の各領域について、意図的に身体部位を操作する運動機能の発達状態を調べ、課題ごとに健康児の90%が通過する基準年齢が示され、課題の可否によって健常発達からの逸脱傾向が掴めます。検査結果は領域別に記入でき、領域間差の検討が可能です。

検査時間

20分〜30分程度

検査領域

  1. 1. 手指
  2. 2. 顔面・口腔
  3. 3. 躯幹・上下肢

検査一式

監修

田中 美郷(帝京大学名誉教授)

検査一式

  • 改訂版 随意運動発達検査 総合セット

    • 対 象

      2歳0ヶ月〜6歳11ヶ月

    • 時 間

      約20〜30分

    • 価 格

      ¥33,000(税込)

    • 内 容

      手引1部/解説用DVD1巻/検査用紙10部

    改訂版 随意運動発達検査 総合セットの写真
  • 改訂版 随意運動発達検査 手引

    • 対 象

      2歳0ヶ月〜6歳11ヶ月

    • 価 格

      ¥2,200(税込)

    改訂版 随意運動発達検査 手引の写真
  • 改訂版 随意運動発達検査 検査用紙(1セット10部)

    • 対 象

      2歳0ヶ月〜6歳11ヶ月

    • 価 格

      ¥1,650(税込)

    改訂版 随意運動発達検査 検査用紙(1セット10部)の写真

購入方法

下記販売代理店にて注文を受け付けています。本財団で直接の販売は行っておりませんのでご注意ください。
なお、発達検査は医療や保育、教育などの専門機関で乳幼児の発達測定を行うために開発されたものです。専門機関の方以外はご購入いただけませんので、予めご了承ください。

よくある質問

  • Q.発達検査は発達科学研究教育センターで購入できますか?

    A.

    本財団では直接の販売はしておりません。販売代理店にてご購入ください。
    詳しくは、購入方法(KIDS乳幼児発達スケール)購入方法(随意運動発達検査)をご覧ください。

  • Q.書店でも購入できますか?

    A.

    書店からご注文をいただく場合は、販売することも可能です。お気軽にご相談ください。

  • Q.KIDSの「手引」の使い方を教えてください

    A.

    実施方法、注意点、領域説明、採点方法、総合発達指数の算出方法等を記載しています。検査を実施する際にご使用ください。

  • Q.バラ売りはできますか?

    A.

    誠に恐れ入りますが、バラ売りはしていません。各タイプ1セット10部での販売となります。

  • Q.発達年齢と総合発達指数の算出方法がわかりません。

    A.

    手引に算出方法を記載しています。KIDSの手引をお買い上げの上ご参照ください。

  • Q.2歳児クラスに在籍し3歳になったばかりです。タイプBとタイプCのどちらが適していますか?

    A.

    2歳児クラスの場合も3歳であればタイプC(3歳~)をご使用ください。
    ただし、お子さまに発達の遅れがある場合はタイプTをお薦めします。

  • Q.タイプTを購入すれば、A・B・Cのすべての年齢に対応できますか?

    A.

    乳幼児発達スケールのA・B・Cは、各年齢に対応しています。領域ごとに分かれ質問項目が多岐にわたっておりますのでより詳しく正確に測定できます。
    またタイプTは、対象年齢の範囲が広いので発達遅滞傾向児向き用としてお薦めしています。
    お子さまの年齢や発達に応じてタイプA・B・C・Tをご使用ください。

  • Q.総合発達指数を算出する際の端数はどのように処理すれば良いですか?

    A.

    小数点第1位を四捨五入してください。

  • Q.専門の方以外の購入はできませんとありますが、専門家とはどのような方を指しますか?

    A.

    医師、臨床心理士、保育士、保健師等です。

  • Q.随意運動発達検査でDVDを観なくても手引と検査用紙のみで検査できますか?

    A.

    DVDを観ないと具体的な動作や微細な顔面・口腔の動きなどわかりづらいと思いますので、基本的にはDVDに沿って行っていただくことをお薦めします。

  • Q.主にどのようなところで、どのように使われていますか?

    A.

    病院や大学、保育園、保健所等で検査領域ごとに発達を捉えることや知能検査等の補助検査としても活用されています。

  • Q.KIDSや随意運動発達検査に関する論文や関連書籍があれば教えてください。

    A.

    下記の論文等をご参照ください。
    <三宅 和夫 他5名>
    KIDS(乳幼児発達スケール)の開発に関する研究
    Human Developmental Reserch 1990, Vol.6(147-163)

    <橋本 圭司 他3名>
    Evaluation of the Family-Rated Kinder Infant Development Scate (KIDS) for Disabled Children
    Reprinted from Jikeikai Medical Journal Vol.59 No.1 March.2012 (5-10)

    <藤本 佳子 他7名>
    発達障害のスクリーニングにおけるKIDS (Kinder Infant Development Scale) の活用に関する検討 Osaka university Dept. of Pediatrics 第73巻 第3号.2014 (421-428)

    <本郷 一夫 他2名>
    「気になる」幼児の発達の遅れと偏りに関する研究
    東北大学大学院教育学研究科研究年報 第58集・第2号(2010年)(121-133)