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財団について

理事長挨拶

発達科学研究教育センター(CODER)は、「人間の発達に関する基礎的研究(発達科学)」への助成を主たる目的とし、公文式学習法の創設者である公文公とその妻公文テイにより1984年に設立されました。

子どもたちが自らの可能性を伸ばすこと、その知見を提供するアカデミアに貢献すること。 これらの追求こそ、私たちの財団のレーゾンデートルとも言えるべきものです。

21世紀も4半世紀が過ぎ、教育のICT化やアクティブラーニングなど、教育をめぐる環境や方法はより複雑多様なものとなってきていると存じます。

公文公は個人別学習の有効性を唱え続けましたが、より一人一人の子どもたちの個性に合ったやり方で、その可能性を伸ばしていく必要性はより増しているように思います。

そのような時代であるからこそ、発達科学という子どもたちの発達がいかになされているかを解明していく議論や研究がなされ、この学際領域がより深化される必要があるのではないでしょうか。

私たち発達科学研究教育センターが、これまでに築き上げてきた成果や知見を社会に還元していくことはもちろん、その時々の社会状況や社会課題に即した運営をすべく、努力していきたいと思います。
今後とも、本財団の活動そして事業にご支援、ご高配賜りますようにお願い申し上げます。

令和4年1月4日
公益財団法人 発達科学研究教育センター